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>>最終更新日:2004/02/26

2001年10月31日〜11月2日(2泊3日)
一日目Marahau (Water Taxi) → Onetahuti Bay →  Bark Bay Hut → South Head → Falls River Mouth → Torrent Bay → Low tide route → Anchorage Hut → Te Pukatea Bay(泊、tent)
二日目Te Pukatea Bay → Torrent Bay → High tide route → Cascade Falls → Falls River → Cleopatra's Pool → Te Pukatea Bay(泊、tent)
三日目Te Pukatea Bay → Torrent Bay → Low tide route → Estuary Camp Site → Falls River Swingbridge → Torrent Bay → High tide route → Te Pukatea Bay → Pitt Head → Anchorage Hut → Watering Cove → Yellow Point Lookout → Tinline Nature Walk → Sandy Bay(low tide) → Marahau OUT

Introduction
Inland Trackから帰ってき たら、正直「Working」モードではなく、かなりの「Walking」モードが入ってきていた。次どこ歩こうかなーなんて考えていたが、YH でのエクスチェンジ話なんかが出ていて、Heaphy Trackとかは時間的に行けそうに無かった。

そんな時 Abel Tasman Coastal Track の前半部分は前回カヤック で過ぎてしまったので歩いていない事に気が付いた。そう言えばカヤックの上から  Sandfly Bay にかかるつり橋を歩く人を見て、自分もいつか歩きたいなーと思って いたんだ。しかしここは予約が必要な Great Walk。それなら思い切ってこの区間を逆向 きにテントでめぐってみようって事を思いついた。

そしていずれ自転車旅用に買おうと思っていたソロ用テントを悩んだ末に購入し、再び  Abel Tasman へと旅立った。

DAY 1
前回のカヤック終了地点であり今 回のスタートポイントとなる Onetahuti Bay にはWater Taxiを使った。 Aqua Taxiという会社のベース地へバスで到着したときはピーカンの晴天で、本当に今日を選んでよかったと思ったものだ。

この後悪夢が控えているとも知らずに・・・。

ちなみにこのWater Taxiは若干の観光?付きでお得である。Split Apple Rockやア ザラシのコロニーがある Tonga Island へも寄ってくれる。

Bark Bayの Low Tide Route赤いマーカーが見える。(Low Tide Route)
Onetahuti Bayへ降り立つ。懐かしさと言うより、全く前回とは違った印象を受けた。恐らく  Tide の違いだろう、潮が満ちていて砂浜が極端に狭く感じた。靴の紐を結びなおして歩 き始めるが、このとき既に空は曇っていた・・・。

Bark Bay Hut へは High Tide Route を歩き、途中で Water Fall Creek と  Huffam Stream を通過する。そしてこの頃から雨が降り出した。この時は正直本ぶ りになるとは思っていなかった。

前回のこともありパタゴニアのジャケットに不安があったにもかかわらず、 South Head や Falls River Mouth へ寄ってしまい、これが後に仇となる。


Haffam Streemの滝 Haffam Streamにかかる橋から見た滝
しかしガ スってって何も見えないせいもあるが、前者はたいした景色じゃないし、後者は  Sandfly Bayの河口付近なので晴れていたらいい感じかもしれないが、これまた雨のため わざわざ急な道を降りたのを空しくさえ感じた。

このあたりからジャケットに雨がしみ始める。寄り道せずに進んでおけばよかった・・・。

ここから Torrent Bay までが長かった。
さらにこの辺りはホリデーホームが何軒も建っていて、思わず Hut かと思わせて紛らわしい。


South Headからの景色 South Headからの景色
とりあえず必死だった。
なぜならびしょ濡れだったから。やっぱりパタゴニアの Soft Shell系は雨具にはならなかった。用途を間違えてはいけません。(笑)

本当はこの辺りのキャンプサイトでテントを張る予定だったが、どこもグランドが水浸し。なので仕方なく進む。そうしないと低体温症に陥る恐れがあったから。。。

とにかく Anchorage Hut  まで行こう、そうすれば何とかなると思った。川が少し残っているのもお構いなしに  Torrent Bay の Low Tide Routeを突き進んだ。吹きっさらしと なる湾の部分では嵐のような風が吹いていた。


Swingbridge Falls Riverにかかる吊り橋
そして何とかAnchorage Hutに到着。寒い。
もちろんHutのチケットは持っていないけど、どりあえず着替えて暖まらせてもらうことにした。

中には Great Walk だけあってガスストーブがたいてあった。

少し落ち着いてサン ドイッチを食うが、自分はこれからテントサイトへ行ってテントを張らなきゃいけないんだと思うとナ ーバスだった。


そんな時、アメリカ人のJimが近づいてきて会話をしてくれた。彼は自分がHutへ入ると すぐに温かい紅茶をくれた心優しい人だった。ずぶ濡れになってうちひしがれていた状況で色々と話を してくれた彼に感謝の気持ちでいっぱいだった。

意を決して出発。意地でも Pukatea Bay でテントを張ってやる。しばし止ん でいた雨がまた降り出していた。少し走った。テントサイトへ到着するや夢中で設営、中におさまった 。

願いはただ一つ、「やんでくれ」。
別に晴れなど望まない、止んでくれさえすればよかった。とりあえずこの買ったばかりの恐ろしく狭いテントに任せるしかない。飯を食いまだ早かったが20時過ぎに は眠りに入ってしまった。。

DAY 2
昨晩は、テントの幅が余りに狭い ので、寝てる間に寝袋が側面に付きやしないかと何度も起きた。 起きて外を見ると陽が差している。よかった。寝袋も少し湿ってはいるけど濡れてないし、何より自分 は生きている。(大袈裟)

天気がよかったから浜へ出て濡れているものを干しつつ朝食。しかし雲の動きは速く、しばらくして雨 がぱらついてきたので撤収。だいたいのものは乾いた。

予定では今日このテントサイトへ来る事になっていたから、Falls River や Cleopatra's Pool などを見るにはかなり戻る必要がある。しかも朝丁度時間帯が  High Tide 中なので海を突っ切る事が出来ず、余計に時間もかかる。そこで今日はここにテントを張りっぱな しにして軽装でデイウォークへ行こうと決めた。

お天気ボード 天気予報は大ハズレ
最低限のものを肩から下げられる袋に入れて出発。
 Anchorage Hut の通過際に天気ボードがあるのに気付く。早速チェックをしてみると、昨日(WED)はにわか雨の可能性はあるけど基本的には「Fine」になってる。ふざけるな。(笑)

Anchorage から Torrent Bay への  High Tide Route はところどころ海の見えるポイントがあってきれいだ。昨 日も天気がよければ全く違う景色が見られたと思うとちょっと悔しい。

それにしても Tideのメリハリのつき方には恐れ入る。昨日歩いた場所が完全に入り江に沈んでいるのだから。


Anchorage Bay Track上から見下ろす Anchorage BayTorrent Bay Track上から見下ろす Torrent Bay


Falls River Trackコケがいい感じの Falls River Track
Torrent Bay から Tregidga Creek 沿いに  Falls River へと続くトラックを歩いた。ここの7割近くは  Inland Track のような Tramping Trackだ。木の根っこがむき出して いたり、岩の上を歩いて川を渡ったり。場所によっては道が狭かったりするので、大きなザックを背負 ったまま往復するのはちょっと大変だと思う。

最初の10分くらいきつめの登りがあるが後はそれほどきつい登りは無い。20分くらいで  Cascade Falls へ到着。細長い滝を見ることができる。

ここから更に  Inlandっぽくなってくるので、Coastal Track ではOKとされているテニスシューズで はかなり危険だ。

そして約1時間で Falls River へ到着。特有のコゲ茶色の川だ。
そこから川沿いをさらにあがっていくと、滝があるらしいが、ここからはマーカーもなくなり難しいと いうような表示がしてあったので少しあがったところでやめた。滑りやすい岩場なのでかなり危険。


Falls River Falls River Track の最後
再び Torrent Bay まで戻って、今度はすぐ近くの「Cleopatra's Pool」へ。しかしココは正直がっかりというか???って感じ。Poolになってるっていえばなってるが、それで?って感じ。段差になってるからもしかしたらウォータースライダーみたいにして遊ぶ場所か?とも思える。

実は天気次第で Sandfly Bay にかかるスイングブリッジまで行ってみようと思っていたが、また雨が降り出していたので断念した。またいつか来ればいいさ。

Anchorage Hut で飲み水の補給を行って(処理済の水がある)、テントへ戻る。ん〜帰る家があるっていいねー。(笑)


今日はその後も雨が降ったり止んだりだった。

DAY 3
大事件勃発。
朝6時半頃起きて正直凍りついた。何とあろう事かテントにでかい「穴」が開いているではないか。

すぐに「やられた!」と思った。

そう、実は昨晩寝ている間に不穏な物音を聞いていたのだ。「ガサガサ」と。。。
明らかに風や雨の音ではなかった。すぐに起きてヘッドランプで周りを見渡したのだが何もいる様子が無かったのでまた寝に入った。

しかしながら、タイミングの悪い事は重なるもので、その夜はどうも波の音がうるさくて寝付けなかった。いつもどんなところでもすぐに寝てしまう人間なのに、こういうときに限って・・・。そこで運良く?持っていた耳栓をしてしまったのだ。

そのまま快眠。。。

そして起きたらこのザマでございます。(笑)

犯人はポッサムに間違いない。食料はきっちりテントの中へ入れておいた。しかし二日間テントを同じ場所に張っておいた事もあって、彼等はそこに食料があることを学習していたのだろう。

それにしてもふてぶてし過ぎる!
人がいるのに入ってくるとは、全くチャレンジャーだよ。フライシートのわずかな隙間から進入してテントを引っ掻いたのだろう。テントの側面は完全なメッシュなので軽々破けた。しかしテントの中に隠すように置いておいた食料には結局届かなかった。

食料の被害こそ無かったが、踏み込んできたときにテントの全室に置いておいたザックのウェストベルト部分とジャケットのフード部分を引っ掻いたらしく、こちらももれなく穴が開いていた。ふざけんな。

しかしながら自分にはあんまり落ち込んでいる暇など無かった。天気がよかったから  Sandfly Bay のスイングブリッジまで行こうと決めていたから。とりあえず簡単に 荷物を整理して必要なものだけ持って出発。

潮が満ちてきてる様子潮がどんどん迫ってくる。
テント前の海を見ると、潮が引いてる!
ってことは Low Tide Route が使えるぞ。

急いで Torrent Bay へ向かう。よかったまだ引いてる。しかし Tide が入り始めているのが見えたので、思わず走った 。

Tide は生き物のごとくぐんぐん進入してきた。幾つか川になっているところがあったが、ガ ンガン入っていった。腿くらいまでつかってしまうところも進んではみたが、どうやら既に対岸までは行けそうに無かった。とにかく Tide は想像以上に速いから迷っている暇はないので急いで横の Estuary Camp Site からトラックへ復帰する。これだけでもかなりの時間短縮は出来たと思う。


Torrent Bay海の色がハンパじゃない(Torrent Bay)
しかしそこからが結構長い道のりだった。出発して約1時間45分でスイングブリッ ジ到着。天気がよくて気持ちはよかったが、どうも水があまりきれいではなく(雨のせい?)それほど感 動的ではなかった・・・。写真を撮り直ぐに引き返す。

Low Tide Route は使えなかったのでそれなりに時間がかかったが、何とか目標の12時前にはテントサイトへ戻ってこられた。それにしても疲れたし、何より足が痛い。どうも濡れた状態でしかも砂が入った靴を長時間履いていたからか、どうやらマメが出来ているようだ。

とりあえず天気がよかったから日の当たるところで濡れ たものを乾かしつつの昼食。そして Marahau へ向けて出発。


Te Pukatea Bayここからみる Te Pukatea Bay は最高
まずはちょっとした半島にな っている部分にある Te Pukatea Track を回った。Pitt Head あ たりにはたくさんのビューポイントがあってなかなかいいところだ。しかし自分のお勧めは、 Pukatea Bay からちょっとあがった所あたりでみる Pukatea Bay。エメラル ドブルーの海が美しい。

一周して Anchorage へ行き、いよいよ Marahau へ 向けて出発だ。しばらくは高い木がないところを通るので、天気のいい日は日焼けには要注意。天気が悪いときは雨の直 撃も避けられない。

登りが続いて汗だくだった。


すぐに Watering Cove への分岐へとやってくる 。Anchorage を出発して間もないが Satoshi おすすめのポイントだったし、本当 は二日目にここにテントを張る予定だったと言うことで一応見に降りた。

浜まではかなりいい感じの坂だった。すなわち帰りがきついという事。(笑)
キャンプサイトはきちんと区画されていてきれいな場所だが、ビーチ的にはちょいと小さい。

とりあえず疲れてるときに見学には行かない方がいい。登りが辛い・・・。先へ進み次は Yellow Point というビューポイントへ寄る。しかしここはあんまりおすすめではない。

ここからの長い歩きは足の裏に出来たマメが痛くて正直きつかった。 Inland への分岐に来たのが15時50分頃。Tinline Camp サイトでトイレに行こうと 思ったら、思いがけず「Tinline Walk」なるものを発見。痛い足をかばいつつ歩いた。

Sandy Bay Low Tide完全に潮が引いてる。砂漠のよう。
ここは木の名前とかがちゃんと張ってあるし、Native Bush と川がいい感じで自分的には好み。しかしゆっくり説明とかを読んでいる気持ち的余裕が無かった。

そしてここで潮が引いているのを見てここから海へ出る。

そのまま海を歩いて Marahau を目指した。もちろんアサリ狩りしながらね。(笑)

17時前にようやくゴール。今日はマジで歩いたなー。正直疲れた。何とかバスの時間にも間に合いそうだ。


今回歩いた感想。

Anchorage〜Marahau 間は正直あんまり面白い Walk じゃないな。デイウォークで歩く なら、Water Taxi 代がかかるけど、Anchorageより先をお勧めしたい。

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