
| 一日目 | Marahau → (Kayak) Anchorage(テント泊) |
| 二日目 | Anchorage → (Kayak) Onetahuti Bay → (Walking) Awaroa Hut |
| 三日目 | Awaroa Hut → Whariwharangi Hut(泊) |
| 四日目 | Whariwharangi → Wainui Inlet → Out |
エクスチェンジができる羊ファームを探して Motueka まで流れてきたのがそもそもの始まりだった。しかし実際のところファームを探しつつも、カヤックやトレッキング好きの自分はニュージーで最も有名と言っても過言ではない Abel Tasman へ吸い寄せられるかのごとくやってきたのだった。 しかも気候がよくなってきていたし、なかなかファームがみつからないこともあって、気持ちを切り替えちょっとだけ遊んでしまうことをきめたのだった。
その時住んでいたのが Motueka Bakers Lodge。ここのオーナー夫婦(Wayne & Lynely)に自分のやりたいプランを説明し、数あるカヤック会社の中からよさげなものを見つけ出してもらった。自分が少しこだわったのが、の二点。これだけは譲れなかった。それともう一つ大事なこと、それは天気。
せっかくこのきれいな海でカヤックをするのだから絶対にいい天気の中でやりたい。しかも自分には時間があるわけだし。(って本当はファーム探しをしてるはずでは・・・)
待っただけあって朝の天気は最高だったが、カヤック会社のベースにつくと海の方にだけ何故か雲が出ていた。ん〜、朝のあの天気はなんだったんだ??
パートナーはカナダ出身で現在はニュージーに住んでいるという女性。しっかしかなりの自己中。英語もそれほど達者でない自分はこの後かなりこの人に悩まされることになる。他二艇はカップルでの参加。したがってテントまでこの女と一緒だよ・・。(彼女に関してはあまり触れないことにしよう。)
唯一の救いはガイドのエヴァ。後にこの会社のチラシの表紙を飾ることになる彼女は北海道でラフティングのガイドもしたことありとてもやさしくかわいい。(もちろんかなり年下)。全員英語を母国語とする人たちばかりだったからやもすると浮きがちな自分に色々と気を使ってくれた。
Fisherman Island の上陸地点しかもこの初日、何と共通装備のでっかいガスストーブの調子が悪く、暖かい飲み物が飲めなかった。そんなの日本だったら前日にチェックしてるけどな〜。まーニュージーらしいって言えばらしいんだけど・・・。
寒い。。。
これが頂上付近から見た Tasman SeaFisherman よりも大きい Adale Island という島は小さな山を登ることができる。カヤックシューズのままで非常に歩きにくかったが頂上からはなかなかの景色を見ることができる。
この島で昼食をとったが、ビーチのすぐ近くを通り過ぎるアザラシを見ることができた。
Anchorage Bay(High Tide)ちなみに海は言うまでもなくきれいなのだが、ビーチから離れた深いところではそれほど透明度が高いとは感じなかった。以前カヤックをした秋の三浦海岸の方が透明度は高いと感じる。しかし Anchorage のビーチは強烈な透明度。むちゃくちゃきれい。上陸後はテント張りやら夕食準備やらで泳ぐ時間はなし。って言っても寒すぎて泳ぐ気なんかにはなれなかったけどね。
先ずは Sandfly Bay のラグーンへ。 河口部は Falls River から流れ出す水流と押し寄せる海からの波が合わさり非常に特殊な海流となっているため、ここはガイドの Eva の合図とともに勢いで一気にクリアする。一瞬でもホワイトウォーター感覚を味わえて面白かった。
そしてその後は打って変わった静寂。流れる川の水は澄み切っていて本当にきれい。しばらく溯るとこの川にかかる Swing Bridge が眼前に現れた。見上げた緑の中に埋もれるようにかかっているその橋の雰囲気は最高だった。
「自分もあそこを歩きたい。」
強くそんなことを感じた。
カヤック の上から撮った NEW ZEALAND FUR SEAL最初に想像していた「群がる」ほどのアザラシではなかったが、すぐ横を泳ぐ姿や家族を見られたりと大満足。おまけにその後海を泳いでいる Blue Penguine にも遭遇できたし言うこと無し。
アザラシ見物が終わり Onetahuti Bay へ上陸してカヤックの旅は終了。しかしここからが結構疲れた。なにしろ違うカヤック会社のチラシに載っていた予定時間と感違いしていたもんだから余計に疲れた。トラック的にはとても整備されているしアップダウンもきつくないしまったく問題無い。数箇所分岐があるがしっかりサインポストなどを見ていれば迷うこともないだろう。Awaroa Hut 手前の最後の 200m くらいはプライベートの建物が幾つも立っていて何度も Hut かと期待させられる。
High Tide→
Low Tide1時間40分かかって到着した Awaroa Hut はいかにも山小屋って感じでいい雰囲気だった。しかし入り口を見てびっくり。いかにもって感じの登山靴が整列している。その列の端に自分の「スニーカー」をならべる。なかなかいい雰囲気だ。(笑)
Bunk Bed 初体験夜にワーデンのおばちゃんから Tide に関するレクチャーがあった。彼女は唯一のアジア人である自分を見ると心配になったのか講義を始める前に「英語は解るかい?あまり内容わからなくっても後でまた話に来るから安心して。」と声をかけてきてくれた。内容は大体理解できた。来る前からちゃんと調べてきたことを再度確認してるだけだからわかって当たり前なんだけどね。おばちゃんは言葉通り全体集会が終わると再度来てくれた。理解できた事を告げるとおばちゃんは安心して、Maori語と日本語は発音が似てるんだとか色々な話をしてくれた。しかしながらどうも偏頭痛らしき症状を覚えたので、早々に床に入った。こうして人生初の Hut 泊の夜は過ぎていった。
すると昨晩自分の横に寝ていた男性が通行可能とされる「引き潮の 2時間前(この時それは正午だった)」より以前に始動した。他のみんなは興味津々でその動向をうかがっていた。遠くの方で彼が断念して引き返してくるのが見えると一斉に笑いが起きた。戻ってきた彼によるとまだまだ腰上ほど水位があったそうだ。
冷て〜そして本日のハイライト?徒渉(川渡り)へ。入り江に水が残っているというよりは紛れもなく「川」。しか〜もかなり冷たい。そんな中ひざくらいまで浸かりながら渡っているとある事に気づいた。
「アサリがでかい!」。ん〜日本人の悲しい性かな。
Trackの上からはこんな感じここでようやく人影に出くわす。前の方に歩いているのは一番最初に Hut を出発したあの人だ。彼はどうやら Separation Point を経由して Hut を目指すようだ。自分は明日そこへ立ち寄るつもりだからそのままストレートに Hut へ向かう道を選択した。しかしこの道、どうもバギーのようなものが通った後があり自分的にはあんまり好きではない。そして遂に Whariharangi Homested(Hut)へと到着した。どうやら自分が一番乗りのようだ。
Whariwharangi Hut夕食を早めに食ってカヤックツアーの時にもらったビールをもって近くのビーチへ行ったが、しばらく座っていると Sandfly が寄ってきてうっとうしいので早々に引き上げてきた。そしてこの日は窓付きの二階の部屋で星を見ながら眠りについた。
先ずは昨日来た道を戻り Mutton Cove へ。予定通り 40分で到着。ここから Separation Point へと向かう。いきなり切り立った場所を登り反対側の磯へ出る。その岩場を歩きビーチに出てまた再度山。少しの区間だけどとても変化にとんでいて楽しい道だ。
Separation Point のアザラシその間にさっきのワーデンさんに会った。アザラシらしき動物の鳴声が聞こえたからあれは何だと尋ねると、どうやらアザラシがいるという。こいつは情報になかったから意外だった。
Point へはかなり急なガケを降りなければならないが、アザラシが泳ぐのを結構間近でみられてナイス。(イルカは残念ながら見られず)
ここから Whariwharangi Hut へは芝のカット跡がまだ鮮明に残っていたりしていい感じではなかった。
そしていよいよラスト、Whariwharangi Hut から Wainui Inlet だ。前半部は原生林で雰囲気がいいが中盤からは単なる林道。4WD道路って感じの雰囲気。ここはちょいと退屈だった。結構長く感じたがそれでも1時間程度。ゲートを二つ越えたところで終了。Car Park横に Maori彫刻が施された Infomation Boad がある。しかしここでバスの待ち合わせ場所の Car Park がここなのかまたはそのちょっと先にあるところなのかがわからず結局 4WD道路を更に進むことになった。結局は Track から出てきたすぐのところでよかったんだけど、不安の中バスはつかまったしまーいいか。
最後にこの旅を終えて思ったこと。
このトラックは 海 - 山 を繰り返したり、引き潮でないと渡れないところがあったりするところは非常におもしろい。しかし自然に関して言えば、地元に近い神奈川県の丹沢山付近に限ってもここに負けないくらいの自然があるな〜なんて感じた。そう自分等日本人は自国の自然についてあんまりよく知っていない気がする。ニュージーは確かに自然の宝庫。しかし日本にも負けない自然がまだたくさん残っていることに気づき、それを後世に残していく努力をしていかなけらばならないと感じる。ってちょっと大袈裟??